2024年2月18日
『純ちゃん帰った? エーちゃん(仮名)が待ってるよ』
大家さんのおばあさんの声。
私は急いで紙と鉛筆を持ってお隣さん宅へ。
3歳のエーちゃんは色白で金髪にちかいとっても可愛い男の子。
ニコニコしながら私とおばあさんのおやつを待っている、殆ど毎日。
二階に上がって芋のカリントウを頂きながら授業開始。
『今日は時計を教えるね 』私は学校の授業のとおり紙に時計を書き先ず1時から
12時まで書いて、2時間近く教えました。
エーちゃんの頭脳は凄い!
覚えも早く、私がスローテンポで大変!
終わって帰るとき、おばあさんが『 エーちやん3歳で時計が読める凄ーい
純子先生のおかげよ 』って言われて嬉しい。
帰宅して父親の写真にむかって『 お父様、私8歳で先生になったよ』 と報告。
父は悪性の風邪で私が誕生する21日前に39歳の若さで死亡。
母に 『3人の子を先生にしてくれ 』との遺言。母が私に話してくれました。
教師だった父親の無念の言葉は私は母のお腹で聞いていたと思うようにして
います。
3日後は近所の評判からか5歳の男の子と3歳の女の子が加わり、私は大変に
なったのです。
その日の日記は何十回も読みなおし、あれは学校ごっこだったのでは?
それでも良いのです、その時はきっとその気になっていたから・・・♪
写真は今朝、夫が犬舎付近をとったもの。
午前8時前です、自然災害が少なく市役所では問い合わせが結構きているとの事。