2021年11月28日

昔の事でもうしわけありませんが・・・。
実は私が幼い頃、国鉄の独身寮に住んでいたのです。
母が寮母で姉、兄、私も寮の一室に同居。
別室にはもう一人の寮母と幼い息子と娘が住んでいました。

2階建ての大きい建物には50名位の国鉄職員のお兄さん達と同居した感じ
でいつも賑やかでとても良く可愛がっていただいた事をほんのりと覚えて
います。
4歳から数年間の事。
機関車の修理や運転等の仕事を終え、夜は敷かれた布団の上で一緒にかけ
っこと枕投げなどの相手をしてもらった事もあります。
何も分からないままお兄さん同士で話している機関車を幼い私達は一緒に
聞いていました。

その建物は他の利用のため母は国鉄関係の職場に就職、家族は転居したの
ですがその時の寮生さんたちは入れかわり、たちかわりに私達家族に会い
に来てくれました。
15年過ぎても会いに来られたのです。
母が一生懸命にお兄さん達に接していたからだと、歳がはなれた姉から聞
きました。
私は直接に機関車とは関係ないのですが、身近に国鉄職員だった優しい寮
生さんのお陰でしょうか?
その時分がわすれる事ができず、いつまで経っても機関車が切り離されず
今でも大好きで男性顔負けで山口線を走っている蒸気機関車を撮影してい
ます。
私が何とか動けるまでとりつづけようにと思っています。

写真は山口線で十年前ごろ撮った蒸気機関車のC571のあすか号です。
他の写真は最近に撮ったものです。